デザイナーとSDGs
デザイナーのtajiです。あっという間に9月がやってきましたね。小学校はすでに夏休みが明け、登校再開しています。
小学1年生の次男は毎日大量に学校からプリントをもらってくるのですが、先日なぜか6年生の学年便りを持って帰ってきました。(本当になぜ?)
6年生はどんな授業をやっているんだろうと見てみると、総合の教科で「みんなのSDGs 宣言(環境)」とありました。最近よく聞くようになったSDGsですが、小学校でも取り上げられているんですね。
そもそもSDGsとは2015年の国連サミットで採択された、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するべく掲げられた目標のこと。「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で17の大きな目標があります。
デザイナーとして貢献できるSDGsを考えてみた
目標5:ジェンダー平等を実現しよう
今に始まったことではありませんが、ロゴを1つ作るにしてもジェンダーは意識しています。キレイに作るだけではなく「差別のない」「誰も不快にさせないデザイン」にすることはとても重要だと考えています。
目標8:働きがいも経済成長も
デザインの力で経済成長を促進させる努力はもちろんのこと、デザインの仕事は好きでないと絶対に続けられません。デザイナーはそれぞれ働きがい、やりがいを持って仕事をしていると思います。
目標12:つくる責任 つかう責任
紙媒体のデザインをするとき、印刷に使う紙はリサイクルペーパーを使用することが多いです。また無駄な出力も避けています。今後は印刷ではなくwebでの展開も増えていくことでしょう。ユーザーのニーズに合わせてデザインも日々進化させています。
目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
弊社は国内の仕事が多いのですが、以前から多国語展開のパンフレットなどを制作してきました。
たとえば、イタリア商工会議所の広報誌「VISTE」。イタリア人編集長ピオ・デミリア氏の元で編集を手伝い、誌面構成からデザインまでメタ・マニエラが手がけました。
日本で商売をしているイタリア人やそのイタリア人に関わる日本人に向けたもので、日本語とイタリア語が併記された誌面になっています。
デザインに国際的な垣根はないので、国内外いろいろな場面で、いろいろなパートナーに貢献できるのが良いところですよね。
担当スタッフ:クリエイティブディレクション/大賀匠津、アートディレクション/中澤由紀
「SDGs」の目標のなかで個人でも達成できることはというと、エコバックを使用したり、無駄なものを買わないようにしたりとエコ寄りなイメージ。でも17の目標をよく見てみると、できることは他にもたくさんありそうです。
一人ひとりの小さな努力も集まれば大きな力になります。難しいことは考えずに、デザインを通して自分にできることをこれからも続けていきたいと思います。
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