快刀乱麻を断つ
ディレクター改めプロデューサーの古津です。
先日より弊社社内体制強化のため、DからPへと肩書きが変更となりました。
名刺やデジタル署名は表記を更新すればいいだけなので簡単ですが、問題は中身。
実力が伴わない場合、この変更はとても難しいチャレンジとなります。
ではプロデューサーの実力とは何か?
いわゆる世間の“プロデューサー”という職業へのイメージは肩にカーディガンをかけて
名字をちゃん付けして呼び、セクハラをコミュニケーションと言い張るイヤラシイおじさん
といったところでしょう(認識古い?)。
少なくとも質実剛健質素倹約なイメージはないと思います。
いやいや。
どっこい、実態は大きく異なります。
プロデューサーはただのイヤラシイ予算を散財するカーディガンおじさんではありません。
人目を忍びプロジェクトの総責任者として、二日酔いの頭を抱えながら、
新企画の立案→市場リサーチ→企画書作成→社内プレゼンテーション→クライアントへの営業→プレゼンテーション→(商談成立後)社内プロジェクトチームを組織→ディレクターの選任→予算・スケジュール管理→制作を見守る→問題が発生した際は飛び出して行く→納品完了→(ここで初めて!)クライアント相手に肩にかけたカーディガンをなびかせながら飲みニケーション(時には袖の下?これはヒミツ)→企画の立案→市場リサーチ
……以下無限ループ。
これらすべての工程を辛い顔一つ見せずに、複数こなせるタフさとバイタリティー、
世間へ張ったアンテナの本数と感度の良さがプロデューサーの実力指標となります。
とかく勘違いされやすいプロデューサーという職業ですが、クライアントならびに制作に
携わる全てのメンバーの心と体の健康を害悪から守るその姿はまさに快刀乱麻といったところ。
1/4人前の新米プロデューサー、日々このような一流Pを目指し自分を奮い立たせて頑張っております。
以後、お見知り置きを。
乳酸菌が隠し味の2種のパンを販売する高級食パン専門店「迷わずゾッコン」が
僕の住む街にもやってきました。
車通りの多い生活道路でファミリー層をターゲットに展開するこのパン屋さんの
ネーミング&ビジュアル……プロデュース力、激しく効いてます。
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