渋谷・原宿エリアのトレンドスポット「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」をレポート!

デザイナーのiMと鈴木大樹です。

2020年7月28日(火) に渋谷駅前にかつてあった宮下公園が、新たなカルチャースポット「MIYASHITA PARK」としてリニューアルします。今回は一足早く7月21日(火)のプレオープン内覧会に行ってきました。

「MIYASHITA PARK」は、公園としての「渋谷区立宮下公園」、商業施設である「RAYARD MIYASHITA PARK」、そしてホテル「sequence MIYASHITA PARK」が一体となった新しい形のミクストユース型施設です。

↑吹き抜けの見通しのよい広々とした空間。

↑施設の中心を走る道路にかかる風通しのよい通路。渋谷の街と一体化した空間づくりを感じる。


ショップやレストラン、シェアオフィスも!あらゆるカルチャーが集結する「RAYARD MIYASHITA PARK」

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の世界初メンズフラッグシップショップやGUCCI、PRADA、BALENCIAGAなどのハイブランドが店舗を構え、ニューヨーク発のスニーカーセレクトショップ「KITH TOKYO」は国内初の旗艦店として注目されています。そのほかにもSOPH.、HIGHTIDEの都内初の直営店など、カジュアルブランドまで幅広く感度の高いショップが出店。

↑ルイ・ヴィトンの世界初メンズフラグシップショップ「ルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店」。ヴァージル・アブローとNIGO®の文字が並び、鮮やかなイエローカラーが目をひきます。

↑お隣には「GUCCI」も。

↑「伊良コーラ」。世界初のクラフトコーラ専門メーカー「伊良コーラ」の自販機を発見。100年以上前のオリジナルコーラレシピに基づいたブレンドは、漢方由来で体にも良いとか。

↑文具・雑貨メーカーの都内初の直営店「HIGHTIDE STORE MIYASHITA PARK」。”TINY HOUSE”をコンセプトに、好きなものや大切なものに囲まれて豊かに暮らすというライフスタイルを詰め込んだ店内には、思わず手にとりたくなるセレクト・オリジナルアイテムが目白押し。


そしてこの日訪れた「HIGHTIDE STORE MIYASHITA PARK」で行われていた企画展示『TINY DWELL / RYOHEI SASAKI』(2020 7/28-8/30)が素晴らしかったので、ここでご紹介。

↑版で印刷したように見えますが、すべて手作業とのこと。すごい!


「イメージしたのは坂の街・サンフランシスコの家々。アメリカ・西海岸にもあるハイタイドストアと、坂の途中にある家で生まれ育ったという環境が想起につながった。訪ねたことのないサンフランシスコに行ったつもりで、活動拠点の福岡市内を歩き、坂に建つ家を観察し描いていく。そして、緻密に描く庭木(主に槇/真木)や石、岩など、彼の特徴である日常的な自然物も織りなすように。」と説明にあるように本展は展示された絵だけでなく、”TINY HOUSE”内にある様々なもので構成されています。

↑サンフランシスコの坂に建つ家々。想像が膨らみます。

↑制作風景が垣間見える、機材や道具の展示も。下絵を見ると坂道にしていく過程が分かりますね。


施設内にはギャラリーやアートスペースも多く、アートスペース「SAI(サイ)」では、福岡出身のアーティストKYNEの都内で2回目となるソロエキシビション「KYNE TOKYO 2」が開催。今回の展示はオール新作で構成されています。

↑これまでの作品に比べても、巨大な作品の数々は一見の価値ありです。


見どころは施設内のサインにも。秀逸なラインの表現でデザインされており、通りを歩くだけでも楽しめます。

↑シンプルに見えて、凝ったデザインがかわいいです。

↑アニメーションみたいなサインも。


あの公園がパワーアップして帰ってきた「渋谷区立宮下公園」

「MIYASHITA PARK」の屋上には宮下公園で親しまれていたスケートパーク、ボルダリングウォールに加え、多目的運動施設が新設されイベントも行うことができる約1,000㎡の芝生ひろばとなっており、渋谷の新しい交流の場となっていくでしょう。

↑屋上に広がるスケートパーク。渋谷のど真ん中とは思えない、自由で広大な空間となっている。

↑「HIGHTIDE STORE MIYASHITA PARK」で販売中の限定T-shirtsを着てスケボーをしたい。


2020年7月28日(火)のオープンから、事前予約制・入場制限が実施されていますが、8月7日(金)より事前予約の必要なく入場が可能になるそうです。ぜひ一度足を運んでその最新スポットの空気感を味わってみてはいかがでしょうか。


manimani Media

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