アニメなT-shirtsと僕

デザイナーのiMです。

2020年といえば東京オリンピックと大友克洋監督のアニメ映画『AKIRA』ですが、 T-shirts業界的にも今『AKIRA』は一番HOTなワードなのではないでしょうか。現在古着業界をにぎわせる『AKIRA』T-shirtsは、大きく3種類に分けられると僕は考えます。

1. 連載していた雑誌「週間YOUNG MAGAZINE」関連のいわゆるオフィシャルT-shirts

2. 海外ブランド「FASHION VICTIM」が出していたライセンスものT-shirts

3. 90年代、「anarchic adjustment/アナーキック・アジャストメント」が出していた漫画版をサンプリングしたブートT-shirts(DUB FACTORY等もですね)

最近「Supreme」が販売した『AKIRA』コラボT-shirtsは、3.「anarchic adjustment」からの流れですね。

現在は1~3どのT-shirtsも、古着で5~6桁という価格で取引される恐ろしい状態になっていますが、個人的には3のデザインが好みです。

海外版『AKIRA』単行本の1コマをサンプリングしたデザインと、漫画のフキダシに入る英文がかっこよくてひたすらそのコマをペンで模写していました。以降さまざまなブランドがアニメ・漫画をサンプリングしていますが、源流は「anarchic adjustment」なのではないかと思っています。


そんな「anarchic adjustment」やアニメ・漫画をサンプリングしたT-shirtsについては、当時TECHNO流れで知ったので本当は前回記事に書く予定だったのですが、長くなってしまい……加えて散々書いた「anarchic adjustment」の90年代物は持ってないので紹介しません!だって当時からずっと手に入らないんですもの。。検索すれば沢山画像が出てくるのでそちらで確認してください!

前置きが長くなりましたが、そんなアニメT-shirts1枚目はこちら。


↑『森本晃司/吉-T』

映画『AKIRA』で設定・作画監督補も担当された森本晃司さんのT-shirts。

当時在籍していたアニメ制作会社「STUDIO 4℃」が吉祥寺にあり、ご本人も吉祥寺に住んでいたことからと思われます。KEN ISHIのPV『EXTRA』やGLAYのPV『サバイバル』の制作でも有名ですね。下町と未来の融合、光と影、オレンジの使い方で森本さん作品だ!とわかるのはすごいです。


↑『森本晃司/大凶-T』

もうひとつ森本晃司さん。こちらは度々僕の記事に登場するSHOP33で、作品集『Oレンジ』発売記念のものだったと。ちなみに『大吉-T』もあります。


↑『just say no-T』(2000~2010年頃?)

冒頭の「anarchic adjustment」が発売した『AKIRA』T-shirtsをさらにサンプリングしたもの。ブートなので名前はふせておきますが、ドットでもないオリジナルな処理にやられました。ちなみにひたすら模写していたのはこのコマです。(単行本1巻118P1コマ目)


↑『異レギュラー-T』(2010年代)

こちらもブートなので名前は伏せておきますが、『AKIRA』と前回記事で紹介した「Designers Republic」をサンプリングしたイベントT-shirts。『AKIRA』文字と『DR』文字が違和感なくかっこいい。


↑『サイケアウツ-T』

90年代中盤から活動する大阪発ヴァーチャコア「サイケアウツ(サイケアウツG)」のごく最近のT-shirts。音もデザインもサンプリングの嵐。


↑『MIND GAME-T』

最後は監督:湯浅政明、原作:ロビン西、制作:STUDIO 4℃の映画『MIND GAME』のオフィシャルT-shirts(x DEVILOCK)。『映像研には手を出すな!』『四畳半神話大系』などが好きな人にも是非見て欲しい2004年の傑作です。ラストの疾走感&カタルシスたるや。現在Netflixオリジナルアニメシリーズとして独占配信中の小松左京原作の『日本沈没2020』も早く観たい!


アニメといいつつ何となく音楽を感じるT-shirtsを集めてみました。それではまた次回。

↑この疾走感が欲しい。


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