ごあいさつ
コロナ禍で社会が少し変わるのではないかと言われています。
人と人の距離感。人と一緒に働くことの意味。みんなで楽しむ場の喪失。分かち合うという言葉の変容。
全速力で走っていた時代が急ブレーキをかけ立ち竦み、いっとき世の中は息を呑んだかのように静まり返りました。
同じように我がメタ・マニエラ社も、姿を現さないコロナの恐怖と、先の見えない不安に包まれ、どこをどうやって見たら物事が正しく見えるのか、さっぱりわからない混迷状態に陥りました。
そんな状況下、社員の間から、今まで当たり前に受け入れていた会社や組織、仕事の意味というものをこれを機に見直し、何か新しいことを始めてみようというムーブメントが起きました。そしてリモートによって社員一人一人がそれぞれの案を持ち寄り、ビデオ会議で話し合いました。その結果、オウンドメディアの創設、メールマガジンの定期配信、30年以上に亘るストック図書のネット販売など、さまざまなプロジェクトが立ち上がりました。停滞していたホームページのリニューアルもその一環です。
不馴れで無駄な時間を要したかもしれないけれど、社員自ら楽しみながら積極的に関わったこれらのプロジェクトは、勿論、コロナ禍終息後の営業活動の種まきでもありました。
始動したとはいえまだ完成したわけではありません。とはいえこの先に大きな可能性が垣間見えることもまた事実です。メタ・マニエラ社の社員ひとりひとりの思いが詰まったこれらの取り組みが、コロナ禍の後、新しく開かれる次の時代のどこかで、大きな花を咲かせてくれることを期待しないではいられません。
株式会社メタ・マニエラ代表 大賀匠津
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