エディトリアルデザイナーの漫画棚選! 五月病の心に響く「大人のモラトリアム漫画」3選。

一年の中で一番爽やかな新芽芽吹く季節の5月、

新学期や新しい季節が始まり、色々と疲れがたまりやすいそんな時期に原稿執筆中のマミヤです。

自宅の書棚はほぼ漫画。

今回は漫画好きの私が個人的におすすめしたい、

2022年初夏にぴったりな「大人のモラトリアム漫画」3選をお届けしたいと思います。

※下記簡単なあらすじを含みます。



1.『ちひろ上下巻/ちひろさん1~9巻』(安田弘之 著 講談社/秋田書店 刊)


『ちひろ』では元OLの風俗嬢として働くちひろの姿が痛々しく、でも暖かく描かれている作品です。

『ちひろさん』では風俗嬢を辞め、弁当屋で働くちひろと周りに人々との些細な交流が描かれている作品です。

今回は『ちひろさん』に焦点を当ててお話しします。

風俗嬢時代に出会った弁当屋のパートとして再就職をしたちひろ、持ち前の愛想の良さで街の人々から愛される存在になる。

ちひろは自分自身のことを多くは語らず、

周りの人々の抱える悩みや問題を行動や言葉で“なんとなく”救っていく。

この漫画を読んでいると、「許される」という感覚になります。

自分を責めすぎないで、「許し」を自分に与えてくれる、そんな漫画です。

名言もいっぱいあるので、詩や小説のように言葉が沁みる。。

疲れた心に響く名言メーカーの本作。

読み順はどちらからでも大丈夫!ぜひどうぞ。

ちひろ上下巻(完)

ちひろさん1~9巻(完)


2.『ひらやすみ』(真造圭伍 著 小学館 刊)


元俳優の29歳フリーターの主人公生田ヒロトは、その人柄の良さで仲良くなった、近所のおばあちゃんから平屋を貰い受ける。

そして上京してきた18歳のいとこなつみちゃんと二人暮らしを始めます。

悩みの一切ない、自由人のヒロトは煩悩だらけのなつみちゃんと暮らし、

その周りにはヒロトを慕う人が集まる。

平屋で語られる「人生のモラトリアム」が幕を開けます。

とにかく「懐かしい、いやし」が画面から溢れています。

平屋という舞台からどことなく溢れてくるノスタルジーとヒロトの人柄がマッチしていて

とにかく癒されます。

1~3巻、以下続刊!


3.『自転車屋さんの高橋くん』(松虫あられ 著 リイド社 刊)


「ヤンキーの自転車屋さん高橋くん×アラサーのOLのピュア恋」というような

アラサーの夢を詰め込んで煮詰めたようなふれ込みで始まります。

パンを齧りながら自転車に乗り毎日のように出社するOLの飯野朋子。

(パン齧りながらって…おい!となる。)

高橋遼平が経営する自転車屋さんの前を毎日通る、そんなところで出逢います。

朋子は、昭和を煮詰めたような最悪なセクハラ体質な上司に

毎日悩まされながらも働く勤続10年のベテランである。

そんな朋子を救ってくれるのは同僚のミキちゃん。

朋子はとにかく優柔不断、言い返せない、そんな性格である。

短気だけど優しい高橋くんとその周りの人々の助けを得ながら

朋子は、本当に大切なものを取り戻すことができていく。

「自分にとって本当に大切なものは何か」それを教えてくれる本作。

そして作品の中に散りばめられる「エモい」が連続して襲ってきます。

疲れた5月に甘~~い癒しを与えてくれます。

1~4巻、以下続刊



いかがでしたか?

どの3作品も人を選ぶものではありますが、気が向いたらどうぞ!!



manimani Media

変わるデザイン。変わらないデザイン グラフィック/エディトリアル/企画・編集/Web/動画...各種メディアにトータルクリエイティブを展開するデザイン会社の日常。

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