SPUT Performance、ハナタラシ、SOVIETS、ビー・バップ・ハイスクール、さくらいはじめ、ロングスリーブTシャツと僕

そろそろTシャツ1枚の季節も終わりますね、デザイナーのiMです。

そんな秋口、Tシャツにとってかわって活躍するのがロングスリーブTシャツ(以下、ロンT)。

最近の異常気象のおかげで1枚で着れる季節は本当に一瞬なんですが、今回はそんなはかない存在であるロンTを番外編として紹介したいと思います。

それではどうぞ。


SPUT Performance、ハナタラシxキルロイ、SOVIETS、SEGA

1枚目はこちら。

↑『Flying pizza long sleeve T-sht/SPUT Performance』

夏を諦めなくて……。なデザインの1枚。おもしろいTシャツ売ってるサイトないかなーと探してたときに見つけたSPUT Performanceさん。

HP含めて独自のセンスが炸裂してます。袖部分にFLYING PIZZAロゴと投球モーション、左胸にはPIZZAとその勢いで一緒にふっ飛んでる手がプリントされています。

↑バクプリは投球フォームと手書きロゴ

ロンTって袖部分にもプリントできるので、前後左右どういう配分でプリントするかのバランスがTシャツとまた違うのがおもしろいですね。

ちなみに現在は公式HPのほかにZOZOTOWNでも買えるようです。すごい!


2枚目はこちら。

↑『キルタラシ-ロンT/バクプリ』

以前の記事でも紹介した山塚EYヨがBOREDOMS以前にやっていたユニットHANATARASHIとEric Elmsのキルロイをマッシュアップした1枚。

マッシュアップ作品なので一応ここでは製作者の名前は伏せておきます。

↑スーパーゼウスも混ざってそう

このHANATARASHIロゴはスキャンでしたものではなく、全部パスで起こしたそうです。すごい!


続けて3枚目。

↑『The KILL OUT/Soviets』

こちらはこの連載でも何度か紹介しているSovietsの1枚。みんな大好きThe KLFからChill Outサンプリング(著作権解放戦線!)

↑バクプリはフロントから続くKILL OUTの文字が入ります

コロナ禍が続く中、発信されたメッセージですね。フロントとバックで「The K」「ILL OUT」と読ませるところが憎い演出です。フロントのステッカーモチーフのレイアウトも絶妙!


4枚目はこちら。

↑『情来思考/SEGA SATURN ブランド不明』

こちらは以前紹介したSUPA RESQUE繋がりでZIGDIV.から購入。UKから輸入していて、他にもNINTENDO CUBEやドリキャスなんかもあり、画像を送ってもらってこちらのSEGA SATURNver.に決めました。拡張RAMカートリッジ4MB挿して格ゲーよくやってたなー…。

↑このパキパキで割れそうなプリントが90’s感あって好きです


ビー・バップ・ハイスクール、K.Limited.E、さくらいはじめ、CRANKTOKYO

ちなみに今回から撮影方法を変えてみましたな5枚目はこちら。

↑『JOTO KOUGYOU NO TERU/ロンT BOYEE』

ラッパーのサイプレス上野さんが作っているBOYEEから、JOTO KOUGYOU NO TERUロンT。ビー・バップ・ハイスクール世代だったら思わず手にとっちゃう城東工業のテルがモチーフ。「シャバいシャバい」というセリフが聞こえてきそうです。メタル-T風のフロントデザインが秀逸。


6枚目はこちら。

↑『81-ロンT/K.Limited.E』

こちらも前に紹介した『K.Limited.E』後期の1枚。81は国際電話時の日本の番号ですね。この部分は蓄光プリントで光ります。袖のバーは謎ですが全体を通してテクノぽさがあるかも。

バクプリには首元に家紋風にKLEの文字。ちなみにこの後にはじまった『3rd Foundation』や『KLF MANIAX』はWEB上やメルカリなどでたまに見るんですが、この『K.Limited.E』『KLE』は本当でません。所有者の方いましたら是非!


後半にさしかかった7枚目はこちら。

↑『TONGUE MY HEARTBEST UP!/さくらいはじめ』

イラストレーター/グラフィックデザイナーのさくらいはじめさんの同タイトルの個展で販売されてた1枚。

福岡でフラッと入ったお店でやっていたこの個展、気にいって作品の方も1点購入しちゃいました。


最後はこちら

↑『FRAGILE SHIT IN THIS BAG/CRANKTOKYO』

福岡のDice&Diceで購入した1枚。ハンドメイドバックブランドのCRANK TOKYOがワークショップで出したときのものです。

↑フロントにはCRANK2143のプリント

今回色々ロンTを紹介しましたが、プリントの配置バランスはこの1枚が1番好みでした。胸プリ2.5:バクプリ7.5:袖プリ0の比率ですね。袖プリ0ならTシャツでいいじゃんと思うかもしれませんが、このプリントがない部分の面積バランスが重要なのかなと。デザインも同じですよね。と、うまくまとまった気がするのでそれでは今回はこのへんで。


※Tシャツに関するお話を持ってる方、聞かせてくれる方いれば是非ご一報ください!


過去のTシャツと僕シリーズはこちら!

第1回 Banksyと僕

第2回 ASYURA FIRSTと僕

第3回 ゲームなT-shirtsと僕

第4回 TECHNOなT-shirtsと僕

第5回 アニメなT-shirtsと僕

第6回 BOREDOMSなT-shirtsと僕

番外編1 マニエラT-shirts好きと僕

番外編2 マニエラT-shirts好きと僕2

第7回 ローカルT-shirtsと僕

第8回 バンドT-shirtsと僕/海外編

第9回 バンドT-shirtsと僕/国内編

第10回 バンドT-shirtsと僕/国内編2

第11回 アートT-shirtsと僕

manimani Media

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