買ってよかった! Vitantonio ミニボトルブレンダー VBL-5
みなさまこんにちは、ばたやんです。
一人暮らしをしていると、世の中で売られているいろいろなものが「ファミリーサイズ」であることに気づかされます。
そんなにたくさん要らないんだけどな。ちょっとだけでいいのに……そんなプチストレスを解消してくれたプロダクト「VItantonio ミニボトルブレンダー」を、本日は紹介したいと思います。(決して案件ではありません 笑)
猫の煮干しを粉にしたくて。
我が家には、今年20歳になった老猫がいます。体調によっては食が進まないことがあり、そんなときは煮干しなどのトッピングをするのですが、尖った骨やヒレが刺激になって、吐き戻してしまうことも。パウダー状まで細かくする必要があると思い、電動ミルを探して、ミル機能のついたこちらのブレンダー、Vitantonio ミニボトルブレンダー VBL-5を購入してみました。
ミル機能がついたと言っても、ブレード(刃)は1種類だけ。ブレンダーとしても、ミルとしても使えるよう工夫された特殊形状のブレード、なのだそうです。目的によってブレードを付け替える手間がないのは楽ですね。ミル用、ブレンダー用と、大きさの違うボトル(プラスチック製)が2つ付属しているだけです。(サイズ比較のため、一般的なマグを並べてみました)
スイッチも何もない、つるんとした本体は樹脂製。軽いので不安定かな?と感じましたが、底部に吸盤がついていて、平滑な作業台なら意外にしっかりと張り付いてくれます。
ブレードとカップをセットして、上からギュっと押さえつけるだけでスイッチが入るので、希望の細かさに粉砕されるまで(数十秒)押さえつづけます。
早速猫用の煮干しを粉砕してみました。右がフードプロセッサーで砕いた煮干し。左がVitantonioです。
一見ちょっとの差のようですが、背骨やヒレなどの硬い部分の残り具合が、だいぶ違います。
あらかじめ粉になった煮干しも市販されていますが、ひと袋を使い切るまでに日にちがかかり、味や香りが落ちるためか、猫が口にしなくなってしまうのです……。贅沢なようですが、人間よりもはるかに嗅覚が優れているのですから、仕方のないことと思っています。
コーヒー豆も挽いてみたけれど。
毎朝淹れるコーヒーの豆も、手挽きから解放されるかも?との期待を込めて、コーヒー豆を挽いてみました……が。こちらは中挽きで止めようとすると、粗すぎる部分と細かすぎる部分のムラがかなり出てしまうので断念。エスプレッソ用の細挽きに挽ききるならよいのかもしれません。さすが、イタリアから来たトニ男。
眼中になかったはずのブレンダー機能が楽しい。
ここまで書いたように、電動ミルとして購入したつもりだったVitantonio=トニ男。ブレンダーはOyster社の大型のものがすでにあったので、おまけ機能くらいに思っていました。ですが、ここでも「ひとり分だけあったらなぁ」のニーズが満たされる快感を味わうことになるとは……。
大型のブレンダーは、一度に5倍くらい調理ができますが、大きさも5倍以上。ボトルもガラス製で重いです。ぶっちゃけ、毎日取り出して使い、洗って片付けるのは超超超絶面倒。スムージーを作るなど、正味年に数回程度でした(笑)。
その点、トニ男は小さく軽く、出したままにしておいてもさほど場所をとりません。朝一杯分のスムージーを作り、そのままボトルからごくごく飲めて、ブレードとボトルをちゃちゃっと洗って終了です。この「一杯だけ作れてそのまま飲める」が想像以上に楽で、毎日やる気にさせてくれるのです。
「間違いない」朝食スムージー
初めのうちは「身体に良さそう」なイメージに走りすぎて、微妙な人参スムージーやグリーンスムージーを量産していましたが(笑)いまは、まな板要らずでアバウト配合でも失敗なしの「豆乳バナナアボカドスムージー」を作ることが多いです。
〈材料〉
バナナ(熟れ熟れの値引き品でOK! )1本、凍ったままの冷凍アボカド適量、冷凍ブルーベリー5粒くらい(なくても可)、豆乳200mlくらい。ヨーグルトを大さじ2~3杯加えてもおいしいです。バナナ、アボカドの変色防止のため、レモン汁を5、6滴。
硬いものから先にボトルに入れていきます。夏場は氷を2~3個→冷凍品→バナナ(手でちぎる)→豆乳やヨーグルトを入れ、ブレードを取り付け、逆さにして本体にセット。あとは数十秒抑えるだけで、冷たいスムージーの出来上がりです。アボカドを入れることで腹持ちが(とても)よくなります。ボトルのまま直接、召し上がれ。
とろみがあるため、ボトルにすこし残りがちなのですが……そんなときは、りんごジュースをちょっと注いで、ブレードをつけてシャカシャカっと振って、再びゴクゴク。すると、ボトルもブレードも洗うのが楽になります。
ただでさえ慌ただしい朝。一人分をわざわざ作るのも面倒に思えて、抜いてしまいがちだった朝食も、トニ男のおかげでハードル爆下がり。暑い朝もほぼ毎日、楽しく摂れています。
一人暮らしでなくとも、例えば家族それぞれにマイボトルを準備しておけば、子供でも自分で朝食を準備できそうですね。
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