新事務所、どんなところ?【前編】
デザイナーのsaoです。
弊社事務所が曙橋から千駄ヶ谷に移転してから3週間が経ちました。
移転してから一度も顔を出していなかったので、先週ふらりと行ってきました。
↑新事務所の目と鼻の先にある国立競技場。オリンピックの開会式と閉会式にはかなりの人出だったそう。パラリンピックも盛り上がりそうですね。
JR千駄ヶ谷駅から8~9分ほど歩いてたどり着いた新事務所は、バルコニー部分に特徴的なアールを持つビルでした。
中に入ると新しい木の香りに包まれ、まるでオアシスのよう。
木の香りの正体は青森杉無垢材の22mmもあるぶ厚いフローリングで、事務所全体の床を覆っています。
フローリングはすでに仕上がっていたタイルカーペットの上にコンパネを敷いてから施工。退出する時フローリングを取り外しても、まっさらなタイルカーペットが残ります。
この無垢材は役目を終えると表面を削って再利用可能なのもポイントで、廃棄物を一切出さない工夫をしています。
最初は傷が気になりそうですが、経年変化で良い味が出るのが楽しみです。
↑フローリング施工中の様子(2021年7月中旬)。まだ半分はコンパネが見えている状態。
空間は以前の事務所より広々としていて、人と人との距離にゆとりがあります。
広いので無駄に走りたくなる感じ。これならコロナ禍でも安心だ。
現状未施工のパーティションは、鉄の鋼板とガラスを木材の支柱で挟んで制作するオリジナルのもので、すべて再生可能な素材です。
仕上げにはグリーンでいっぱいにして、ここどこ?な不思議空間が完成する予定です。
SDGsへの取り組みに重きを置き、これからもまだまだ変わっていくメタ・マニエラの新事務所。
完成は1ヶ月後を予定。
次回、後編で完成形をお披露目しますのでお楽しみに~!
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