Pの戯言 世に憚る 僕らの仕事が出来るまで
こんにちは。
プロデューサーの古津です。今回は「仕事が出来るまで」をテーマにつらつらと。では。
弊社は創業からこれまでに34年を数え、デザインを商材として信頼関係を築かせていただいた大手出版社や広告代理店をメインクライアントとさせていただいています。
そんな彼らとの仕事の成果は自然と次の仕事への布石(営業活動)となり、新たなクリエイティヴ活動へと繋がっていきます。
彼らの社会的影響力の高さには頭が下がるばかりです。
少し話はそれますが良い意味でも悪い意味でも連日日本を賑わす某平和の祭典もその例外ではなく、様々な形で弊社もその一端に携わらせていただいております。(※この事実を標榜して営業活動をする事はNG行為ですが)
こちらは営業活動云々を抜きにして単にデザイナー冥利に尽きるといったところでしょうか。そういった機会を与えられることで高い志と探究心は保たれていくのだと実感しております。
自慢はさておき(自慢だったんかい…)話を元に戻します。
まずは自分たちの事を知ってもらう事。少しでも興味を持ってもらえるように先方の業種・業態に沿った過去実績を展開します
1つのクリエイティヴの成功が次のクリエイティヴの制作へと繋がるという流れは我々にとって理想的な形と言えます。
とは言え弊社の経済活動の100%をそれらで賄うことが出来ている筈もなく、私のような立場の人間が過去の実績とアイデアと情熱を持って未来のクライアントの皆さんの元へクリエイティヴの売込みにお邪魔するわけです。
その際に持参する提案書であったり過去実績資料はただ単に素敵に仕上がっていれば良いというものではなく、荒削りであったり突飛なものであっても対象にとって魅力的で興味関心を引くものでなくてはいけません。(ムズっ)
どんなに輝かしい実績や作品を提げてきても、そこに自分たちにとって何かしらプラスになる要素や価値を見出せなければそれは押し売りと変わりません。
とても分かりやすくシンプルな事なのですが、コレがとても難しい…。
世にごまんといるライバルたちも手を変え品を変えアピールをする中、いかに自分達の魅力をクライアントにとって“プラスの価値”として提供していけるのか、そのアピールツールが企画書・提案書という事になります。
クライアントの要望を正確に理解し、成功の根拠を示せれば大概の案件は“仕事”として受注することが出来ますが少しでも“何か”が足りなければ失注となり“何が”足りなかったのかを探す反省の旅に出掛けることとなります。
旅のしすぎで家を留守がちにしてしまうと家庭のバランスが崩れ…いい事ありません。
クライアントそれぞれの特色・カラーを考慮したテーストの企画書を用意する事も大切ですが、これにはデザイナーの経験が大いに役立ちます
では仕事を作るためには一体どうすればいいのか?簡単だけど難しい事。それをより簡単へ近づける為には商材となる“自分たちの魅力”を増していく事がとても大切になってきますね。
楽しみながら、小さい事からコツコツと。それが出来れば仕事が出来る。仕事が出来る人はそれが出来る。それが出来る人は仕事が出来る……以下無限ループ 今回はそんなお話でした。それではまた。
追記:こういった活動を長く続けていると、ふっとしたタイミングで意外なお話をいただいたりもします。このところ「デザイン講習会」なるものの依頼をチラホラといただけるようになってまいりました。
かつてお仕事をご一緒したクライアントであったり、弊社の実績を高く評価していただいた初見の方々であったりと過去実績が信頼関係の構築へと繋がった結果かと思います。とても有難いお話ですので、腕まくりしまくりで臨ませていただいております。(そのうちサロンでも開いてやろうかしら…$)
直近でも弊社エディトリアル部門のメインクライアントより関西地方の某市役所広報課の方々に向けたデザイン講習会のお話をいただきました お役に立てて幸いです
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