子育てしながらデザイナーやってます。~暮らしのなかの発明のタネ~
デザイナーのsaoです。
昔から発明で一山当てるのが夢です。
面倒くさがりな性分で、何をするにも面倒という気持ちがあるので、こんなのあったら便利かもと考えるのが癖になっていて、色々と便利アイテムを妄想しては見果てぬ夢をみています。
無意識に不便を感じていてもそれが当たり前だとなんとかしてしまうものですが、
心の声に耳を澄ませると、小さなストレスを発見し発明のタネに出会うことができます。
子どもと歩くときの傘問題を解決する「ポップアップ傘」
雨の日の傘がしんどいです。音と湿った土の匂いに趣があって、雨自体は好き。
しかし、子どもの送迎がある平日の雨は主婦にとってはストレスフル。傘を差すと片手がふさがるため、もう片方で子どもの手を引くと荷物を持つ手がなくなる。
極めつけは畳む時に必ず手が濡れるので、1枚しかないハンカチが汚される。(もう1枚持とう)
今時はかっぱもオシャレですが、どんなオシャかっぱでもたたむ時に手が濡れるのです。傘もかっぱも持たずにオシャレに移動できないものか……という悩みから思いついたのが、リュックから庇が飛び出すポップアップ傘です。
ポップアップテントから着想を得たもので、見た目はテントの下に雨宿りしているみたい。価格は25,000円くらい。
メリットはボタン一つで開閉可能。デメリットは複雑な構造のため価格が高いのと、たまに引っかかって出ないことがある。逆に予期せず出てしまうこともある。大きいので人混みだと邪魔になってしまう。
また、これ自体がリュックなので、他の荷物を入れるリュックが背負えない。デメリットの方が圧倒的に多い……というわけで実用化のめどは立っていません。
自らモチベーションを上げる「褒めそやしブローチ」
家事全般が面倒です。片付けは好きだけど、掃除は好きじゃないとか、洗濯は好きだけど、料理は苦手とか。家事の中でも色々好みはあります。
いやそれ以上に、主婦が家事をするのは当たり前で誰も感謝してくれない=達成感を味わえないのが辛いんです。
主人は休日に食事を作ってくれるのですが、私からは少なくとも感謝と褒め言葉をもらえる。そんなお手伝いポジションが羨ましい……。
私のことも誰か褒めてくれないかな~と思ったときにひらめいたのが、客観的な目で損得なく自分を褒めてくれる存在、「褒めそやしブローチ」です。
どういうものかというと、24時間自分のしたことを見ていてくれて、普段は何も言わないんだけど、疲れてライフ残り1みたいなときに「あの時、時間配分完璧だったよね。」とか欲しい言葉をくれるんです。
褒め方も、べた褒めモード、ツンデレモードなど、自分の好みに合わせて調整可能。ど根○ガエルのようにトレーナーにカエルがくっついていてもかわいいのですが、毎日同じ服を着ることになるので、ブローチにして付け替えられる仕様に。価格は40,000円くらい。
メリットはモチベーションひたすらアップ!コンパクトで普段のファッションに取り入れやすい。デメリットは人工知能を搭載するなど、最新技術を駆使しているため価格が高い。
たまにやさぐれて善行を積まない日があると褒めるどころかけなされる。何より見張られている感じがストレス。デメリットが意外に多い……というわけで実用化のめどは立っていません。
[番外編]子どものお手伝いをしてくれる「支え手」
今回は息子(4歳)に不便を感じることを聞いたところ、牛乳をコップに注ぐときに牛乳パックが重くて必ずこぼしてしまうことが悩みとの回答。
彼なりに便利グッズを考えたら、牛乳パックのおしりを支えてくれる「手」があればいいのでは!と思いついたそうです。
暗がりで見たらテーブルから手が生えていてちょっとホラーだけど、面白い発明だね!と家族みんな笑顔になりました。
秘蔵のネタを公開しましたが、いかがでしたでしょうか。
皆さんも発明で見果てぬ夢を見ませんか?
それでは。
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