フライヤー集めで「私の好き!」なデザインを感じる。
ブログを読んでくださってる方は、そろそろお気づきかもしれませんが、 私は何かと「紙モノ」を収集する癖を持っています。
たとえば……
こんにちは、デザイナーの間宮です。
壁にはポスター、写真、レコジャケやCDがびっちりタイプ。
一人暮らしをやめてからは、だいぶ大人しくなったのですが、
夜に真っ白な壁を見ていると不安になり寝れなかったりします。
「好き」に囲まれてると安心するんです。
今回お話しするのは おそらく10代から続けている「フライヤー収集」です。
曲がりなりにもデザイナーなので「美術展のフライヤー」「映画のフライヤー」が多いのですが
時にはお店に置いてある商品パンフレット、名刺なんかもちょいちょい集めます。
収集の判断基準は常に
「好き!」と「かわいい!」
フライヤーから感じるデザインの流行
ずっと集めていると、なんとなくその時代の流行が見えてきます。
デザイナーの若い頃は「若い感性」が武器になりますよね。
歳を重ねるにつれ、どうしても「今」っぽさというのに鈍感になっていく気がします。
(歳を重ねることでできる表現はもちろんあります。)
その時代時代の「私の好き!」を確認することで 私は私の感性を鈍らせないようにしたいのかも。
近頃こういうのはデザイナーとしてどうなの?って思うこともしばしば……。
でも、これも一つの心の柔軟さを保つための訓練と心得てます。
デザイナーマミヤの実績!
最後になりますが、こんな私が製作したフライヤーを見てください。
一応形になってます!
右から、新潟市新津美術館 ミュシャ展、不思議の国のアリス展、魔法の美術館、リサ・ラーソン展/広告物 Design:Mai Mamiya
これらをデザインするときには、前談で紹介したフライヤーを眺めながら考えをまとめたり……。
そんな風に資料としても活用しています。
写真にあるミュシャ展やリサ・ラーソン展、
人気のある展覧会は全国巡回もしているので 他の美術館とのデザイン被りが無いか調べ、
そこからイメージを固めたりもします。
ミュシャ展に関しては、裁ち落としのデザインが多く使用されていたので
どうにかして切り抜きでデザインに落とし込めないか、検討したものです。
モチベーションとしては、「絶対に他の美術館のフライヤーよりも、良いものを作るぞ!!」という意気込みも。
そのほかにもメタ・マニエラでは、演劇やクラシックコンサート、
映画フライヤーも製作しています。
気になるかたは見てみてくださいね。
それでは、またどこかでお会いしましょう!
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