子育てしながらデザイナーやってます。~両立のための5つのポイント~

デザイナーのsaoです。


前回は子育てに関するデザイナー的苦悩をお話しましたが、今回はママデザイナーとしての毎日をお届けします。

私の場合、時短のための特別なことなどは何もしておらず、寧ろ教えて欲しいくらい。

いったいどうやって生活を回しているのか気になるので、他のママデザイナーも記事を書いてくれることを願って載せてみます。


ママデザイナーのタイムスケジュール

ざっと1日のタイムスケジュールです。


6:30 起床・身支度(仕事が詰まっていれば4~5時に起床して作業)

6:50 朝食を用意する

7:00 子どもたちを起こす

7:15 朝食

7:50 娘を小学校に送り出す

8:20 息子を保育園に送る

8:40 洗濯物を干す

9:00 始業

13:00 昼食、簡単に掃除

17:30 終業

17:50 娘を学童に迎えに行く

18:05 息子を保育園に迎えに行く

18:20 帰宅

(入稿、校了前などで作業が必要な場合は、子どもたちの世話の合間に作業)

18:50 夕食作り

19:30 夕食

20:10 娘の宿題を見る、明日の準備、洗濯物をたたむ

20:40 入浴

21:30 子どもたち就寝(本を読み聞かせながら)

21:40 食器など後片付け

22:00 自由時間

23:00 就寝


分刻みで頑張ってますね~(笑)。

テレワークのお陰で、昼休みに掃除ができるようになったのは助かっています。

書き出してみると、帰宅後は淡々とこなしているように見えますが、この行間に色々あり、実態はまるで戦場のよう。

夫も基本はテレワークなので自宅にいますが、仕事内容的に平日夜に手を借りることは難しく、よくいうワンオペ育児で回しています。

1日を乗り切るコツを考えてみました。


仕事と家庭を両立するための5つのポイント

①忙しい日の食事は簡単でも買ったものでもOK

毎日の食事の支度は最も時間がかかる部分ですよね。

基本的に朝も夜も作りますが、朝は10分で作れる簡単なもの、夜忙しいときは無理せず買ったものを食べます。

買ったものってなんだか罪悪感があるのですが、母親の私がなるべく笑顔でいるために仕方ないと割り切っています。

子どもたちは「やった!焼き鳥だ~!」と喜んでいつもより早く食べてくれます。

週末は夫が炊事当番で豚汁を大量に作っておいてくれるので、週初めはちょっとラクをさせてもらっています。

また、時間のない平日はスーパーで買い物をせず、週末にまとめ買いすることが多いです。


②子どもがぐずったら、とりあえず歌う

子どもの機嫌が悪いとき、煮詰まったら歌います。

例えば「どうして~怒っているの~かわいい娘~♪」と私が自作の歌を繰り出すと、子どもはニヤっとします。

そのうちに気分が切り替わるのか、普通に今日あったことなどを話し始めるのでしめたものです。

自分で歌ううちに盛り上がってビブラートをかけてみたりすると、子どもたちが本気で褒めてくれていい気分にもなれるのでオススメです。


③歌ってもダメなら、実況してみる

いつも同じやり方だと飽きられてしまうので、競馬のように実況中継することも。

「さぁ、○○○が泣いている!おもちゃ紛失が原因か!」と、私がひたすら喋りづづけると、気が紛れるのか大人しくなります。

ちなみに子どもたちには馬になった場合の名前があり、「○○○」には息子の名前が入ります。

なりたい馬のイメージに合わせて、本人たちと相談して決めました(笑)。


④洗濯物は子どもと一緒に楽しくたたむ

洗濯物たたみが苦痛です。過去、洗濯物の山の中から服を探して着るというのを平気でやっていたズボラ人間なので(笑)。

そこで、超絶地味ですが洗濯物を子どもたちに見せながらたたむということをやっています。

どういうことかというと、洗濯物をひらひらさせながら「これ何に見える?」「プテラノドン!」とか、子どもたちの好きな恐竜ネタなども絡ませながら畳んで見せます。

これで意外と畳み方を覚えてくれます。「いらっしゃいませ~ご覧くださいませ~!」と言いながらたたむ、アパレルショップ風たたみが人気です。

そのうちに場が温まったところで、“たたみ人”を募ると「やる!」というのでお手伝いしてもらいます。


⑤1日の終わりに愛を伝える

子どもには「早く○○しなさい!」と1日に100回くらい言ってると思います。

時間がなくて焦っている原因が、家族の時間に食い込んでいる私の仕事だったりするわけですね。

罪悪感とうまく両立できない自分自身への苛立ちとがないまぜになり、繁忙期は家の中がカオスと化します(地獄絵図ともいう)。

心がけていることは、最低限毎日寝る前だけは優しい母になり

「今日もみんなが学校や保育園で頑張ってくれたおかげでママも頑張れた。ありがとう」と子どもたちに伝えることです。日々修行中です。


まとめ

しかし、こうしてみてみると会社のブログなのに仕事に関することを何も書いてないですね(笑)。

実は子どもと一緒に子どもになってみると、すごく楽しいことに気がついたんですよ。

凝り固まっていた思考が自由に解き放たれる感覚なんです。

デザインでも、コンセプトが定まったら自ずとそれを叶える最上のレイアウトが存在するわけですが、そういうのが自然に形にできる脳になるのではと思っています。

子どもたちは、自由に思いついたことをすぐにやってみるという精神の持ち主です。

毎日が発見で、初体験の連続。自分も一緒に楽しむことで、瑞々しい感覚を取り戻し、若返りとデザインスキルアップが叶うならいいことづくし!

やっとデザインとつながったところで、朝6時。

今日も賑やかな1日が始まります。それでは。


manimani Media

変わるデザイン。変わらないデザイン グラフィック/エディトリアル/企画・編集/Web/動画...各種メディアにトータルクリエイティブを展開するデザイン会社の日常。

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