TAR、SUPA RESQUE WEARS、KYNE…ローカルブランドのデザインの魅力

デザイナーのiMです。働き方改革やUターン移住などで、 耳にする機会も増えてきている地方(ローカル)な話題。弊社でも最近新潟支社が誕生しましたね。そこで今回は、そんな何かと気になるローカル発のTシャツに焦点を絞って紹介します。


新潟・小千谷発。知る人ぞ知るアパレルブランド「TAR」のTシャツ

まずはこちら。

↑『PEACE-T(1997) / TAR』

1987年から続くブランド「TAR」。元は「TOKYO AIR RUNNERS / 東京エアランナーズ」という名前で東京で活動していましたが、拠点を新潟に移してからは「TAR」として活動。極端にメディア露出を避け、口コミで広まって欲しいというデザイナー関さんの想いもあり、まさに知る人ぞ知るという感じ。まだネットのない学生時代、僕の周りでは誰も話せる人がいませんでした。(ノースウェーブやAPE、GOOD ENOUGH全盛期)

↑バックプリント。手書きのニコちゃんマウンテンと象がかわいい!

そんな状況が続き、大学へ進学。半年間のぼっち生活を送っていたところ、同じクラスにこのTシャツを着た男が現れ……「あれ、それター?(当時は読み方すら知らない)」「ティーエーアールて読むんだよ。知ってるの!?」「電気グルーヴで……」という感じで意気投合し、無事ぼっち生活から脱出するきっかけにもなった思い出のTシャツです。

↑裾の右下につく裾刺繍タグ。年代によって違うし、めちゃくちゃ種類もあります。加えて表裏逆に縫い付けられた「裏タグ」と呼ばれるものも。

「このシャツ、どこにも「TAR」て書いてないじゃん!なんでわかるんだよ!」という感じだと思いますが、実はTシャツの背面右下に裾刺繍タグがあるんです。ここを授業中凝視して、確信が持てたところで満を辞して話しかけ……その友達とは翌年、一緒にTシャツ屋を始めるくらい仲良くなりました。(そのあたりはまた次の機会に。)

↑TシャツのBODYはオリジナルになる前はAnvilのノーマルなものかコットンデラックス、スウェットはCAMBERを使ってました。現在若者の間で流行しているビッグシルエット(着丈に対して身幅が極端に大きい)、TARでは30年以上前からやってたんです!なので売れていくサイズはXL→L→Mという不思議な現象が起きていました。ちなみに右上のTシャツはデザイナー関さんから「ブランドの衣類、小物を3つ以上着用した写真を送ってね」というメッセージを受け取り、それを返信した人達に向けてサプライズでプレゼントされたTシャツ。優しさが溢れてて着れないです……。


そんな感じで福岡での取り扱い店だった、今は無き「TRIPLEXX」に通いつめ、オーダーシートを見ては注文して~という生活。2000年になってすぐくらいは、知っててもまだネットで話題にするのを避けてきていましたが、クラブで話しかけられたりUNOFFICIALなHPができたり、細々と話が広がっていく感じもあり楽しかったです。

↑商品タグやオマケのステッカー。キーホルダーも凝っていて大好きでした。

↑『FALLIN ANGEL / TBR -T』 


これは基本1サイズ30~80着程度しか作らない「TAR」が、さらに年に一度「TBR」という変名で10着程度出すTシャツ。情報も何もないし突発で出すので、買えるかは運でした(笑)。

「TAR」については、このまま永遠に書けてしまいそうなので(待ち合わせをして手売りでTシャツを売ってた話とか、スタジャンやフォト-Tの話とか、手書きフォントの話とか、独特な重ね着とか、「KAGAMI」や「KLF」の話とか!)このへんで終わります。現在はオフィシャルHPのTARLABもあるので気になる方は是非!


お土産にもおすすめ!集めて楽しいローカルTシャツ

↑『SUPA RESQUE x 水木プロダクション -T』 

続いてはガラッと変わってこちら。大阪・堀江のテクノウェアショップ、「SUPA RESQUE WEARS」水木プロダクションと公式コラボしたTシャツ。ベタベタにステッカーが貼られたドアがかっこよかった「SUPA RESQUE WEARS」。このシャツを着てたら関西の友達に突っ込まれます。余談ですが探偵ナイトスクープの「ゲゲゲの鬼太郎ファンの子ども2人が友達になる回」はボロ泣き必死の神回なので是非。

↑『NO COFFEE -T』 

福岡・平尾にあるコーヒーショップ、「NO COFFEE」のTシャツ。コーヒーを飲みにいった際は、おみやげに是非。「KYNE」コラボのタンブラーはペン立てに使っています。

↑『RÉDACTION SKATEBOARDS -T』 

同じく福岡の、編集・制作事務所が手がけるブランド「RÉDACTION」のTシャツ。不定期でweb販売しているのでタイミング次第で買えるかも。

↑『RÉDACTION x KYNE x 内田洋一朗 -T』 

そんな「RÉDACTION」のTシャツに「KYNE」と「PLACERWORKSHOP/内田洋一朗」のグラフィックがシルクスクリーンされた今の福岡全部乗せなTシャツ。これは気軽に着れないなー…。

↑『おみごとスナック 御美娘 -T』 

最後は東京ですが、吉祥寺にあるおみごとスナック 御美娘のオフィシャルTシャツ。

↑バクプリも最高。疲れた1日の締めはこちらを着て是非、一杯飲みにいってみては。

↑T-shirtsと一緒についついステッカーやキーホルダー、買っちゃいますよね。


各地方に根差したブランドやショップが出すオリジナルTシャツ、まだまだ気軽に旅行できるご時世ではありませんが、お土産感覚でローカルTシャツを購入して、一足はやく旅行気分に浸るのもよいのではないでしょうか。それではまた次回。

manimani Media

変わるデザイン。変わらないデザイン グラフィック/エディトリアル/企画・編集/Web/動画...各種メディアにトータルクリエイティブを展開するデザイン会社の日常。

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