謎のメモ


デザイナーのm.k.です。

最近会社の大掃除に伴い、引き出しを整理しました。
中には、なぜこんなものを後生大事に置いてあったのかな?という大量の謎のメモが。
あまり大きな声では言えませんが、会議や電話中のメモには大体、
謎の地紋がびっしりと描かれていて少しばかり病的です。
(いえ、決して話を聞いていないわけではないんです!
要点はきっちりと頭に入っている……はずです!大丈夫です!ご安心を……!)


↑ これを描いた日に何があったのかはもはや知る由もありませんが、
自分にとって何かよからぬ気の重い一日になりそうな予感が
この地紋を描かせたのかもしれません。


きっと無意識なのでしょう。
毎回とくに決まった法則で描いているわけではないので、
その日の自分の気分やその場に漂っている空気感、
相手の醸し出している雰囲気的なものに影響されているのかもしれません。
無心になって心を落ち着かせ、話に集中しようとしているようにもとれます。
(言い訳がましさも拭えませんが、もう前向きに捉えていくことにします……!)


↑ 比較的穏やかな雰囲気が漂っています。何かいいことがあったのでしょうか……!


実際、何を落書きしたかによって、
その時の心理状態やその人のタイプも見極められるようです。
私もいろいろな人の落書きを見て分析してみたいものです。
その日その場の感情のバロメーターになっていそうですよね。
同じモチーフを繰り返し描くことで精神を無心状態にする
瞑想アートというジャンルも存在しているようなので、
落書きの心理的効果も侮れないものがありそうです。


この地紋をデザインに活かせないかと思い、
保存しておいたような記憶も薄っすらとありますが、
今のところとくに用途が見つかっていません。いつか日の目を見るとよいのですが……。


↑ これは……自分でも引いています。この時期に一体何があったのか……闇が深そうです。


最近、文具コーナーにあるペンの試し書き用紙コレクターの存在を知りました。
確かについつい皆がどんな落書きをしているのか気になってじっくり見てしまいます。
知らない人同士が、落書きを通して会話をしているのを見つけて、
ほっこりすることもあります。
落書きの痕跡を愛でるために古本を求めるコレクターもいますし、
たかが落書きとは言い切れない、なかなか奥深い世界です。
みなさんも、身近な落書きで心理分析をしてみてはいかがでしょうか?
(※落書きを推奨しているわけではありません。)



manimani Media

変わるデザイン。変わらないデザイン グラフィック/エディトリアル/企画・編集/Web/動画...各種メディアにトータルクリエイティブを展開するデザイン会社の日常。

0コメント

  • 1000 / 1000