エディトリアルとアニメーションの親和性
継往開来 前編
プロデューサーの古津です
広告デザインを生業とする者であれば日々更新されていく多種多様な広告ツールにアンテナを張り続ける事はデザイン技術や感性、アイデアの引出しを増やす事と同様にとても大切な事です。様々な広告ツールの特色と効果を正確に理解していなければ効果的なデザイン表現は出来ませんし、クライアントに最適な広告出稿先を進言することもかなわないからです。
こういった知識や技術の入力&更新は種類は問わずデザインを生業とする者であれば、呼吸やまばたきをするのと同じようにナチュラルに行われる事が理想です(盛り過ぎた…でも本当ですよ?)
さらにここ20年前後でWeb市場の登場・成長によりデザイナーが備えておかなくてはならない知識や技術が増えたと同時に、各ツールへの広告出稿量のバランスも大きく変化しました。
ざっくり紹介すると広告ツールは以下の3つに分類されます。
①Web広告 読んで字の如くWeb上に掲載されている広告全般
バナー広告、アフィリエイト広告、動画広告、ネイティブ広告などなど
②マス広告 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった主要4メディアの広告
テレビ広告 新聞広告 雑誌広告 ラジオ広告
③SP広告 購買意欲を高め購買行動を促すことに特化した広告
同封・同梱広告(チラシですね)フリーペーパー、屋外広告、会員誌広告などなど
今でこそ僕らはこれらほぼ全てのツールに対応する事が出来ていますが、約二十年前から緩やかに始まり15年前には大きく動き出した紙媒体の出稿量の減少&Web広告の著しい成長は弊社にも多分に経済的ダメージを与えました。
また、同時に所属するデザイナーへの変化・成長への促し?強要?にもつながりました。
(正直まぁまぁ辛かたっす)
ついに届いた!山形の名店「福家そばや」さんのお取り寄せ海老ワンタンメンをすすりながら(行儀が悪いですが…)制作できる入門レベルの練習動画。制作時間15分
と、大きな変化があった&変化中の広告業界ですがここ数年(5年位?)でまた新たな市場が登場&成長の兆しを見せ、徐々に定着しようとしています。
それは普段電車を利用される方にはもうお馴染みの広告ツールとなったアニメーション動画です。
受け手にはあまり影響はありませんが、発信サイドからすると「…おいおいまた新たなツールの登場か。。。」と
Webへの対応に苦慮した経験のあるベテランデザイナー陣は戦々恐々としているかも?
いやいや先輩、こちらのツールは親和性が高いんです。ベテランデザイナー陣が得意とする紙媒体のデザインと!
【(なんかマルチっぽくなりましたが…)後編へ続く】
福家そばや
https://www.yamagata-fukuya.com/
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